ピコピコハント(シナリオ34)
 短編の漫画を念頭に描いたもの。嫌いじゃないです。ツンデレ。
□内容: 精霊フォランは、精霊使いモストとペットで猫のガーと共に魔獣狩りの日々を送っていた。だが、フォランはモストの弱小ぶりに、怒りを心頭させ、ガーと共にモストの元を離れてしまう。


人  物


フォラン(見た目は20)職業精霊
モスト(16)精霊使い
ガー(3)猫
ルクセン(26)精霊使い
女悪魔(?)
魔獣

その他

○高原(夜)
   魔獣と対峙しているモスト(16)その
   横にはガー(3)モスト、左手の薬指
   につけている指輪を掲げて。
モスト「で、出番だ!精霊フォラン!」
   指輪からフォラン(見た目は20)が光
   と共に現れる。

○タイトル「ピコピコハント」

○高原(夜)
   魔獣に向っていくフォラン。
フォラン「沈黙のハンマー!」
   と、かざした手にハンマーが現れる。
フォラン「だりゃあっ!」
   そのまま魔獣に向って振り下ろす。
   ピコッ。
   フォランの手には大きなピコピコハン
   マー。魔獣にはまるで効いていない。
フォラン「やっぱり……」
   と、モストを睨む。
ガー「あれじゃ倒せるわけニャいニャあ」
モスト「(考え込む)う〜ん」
フォラン「(モストに)もうっ、あんたが悪
 いンでしょ!」
モスト「フォランの殴り方にも問題あるンじ
 ゃないかなぁ?」
   襲ってくる魔獣。
フォラン「いい加減にしろ!弱小精霊使い!」
   ドーンと、森に響く音。

○森
   T「一ヵ月後」
   大きな魔獣が倒れこむ。フォランが巨
   大なトゲ付きハンマーを振り切ってい
   る。
   T「フォラン 職業・契約精霊」
   フォランの肩にはガー。
   T「ガー 職業・猫」
ガー「やったニャっ!フォラン」
フォラン「大量経験値ゲーット」
   ルクセン(26)が、剣を鞘に収めて。
ルクセン「この調子で高等魔獣を倒せば、天
 使に昇格するのもすぐだね」
   T「ルクセン 職業・精霊使い」
フォラン「ルクセンさんの霊力が高いからで
 すよ」
ルクセン「(左手の指輪を向けて)さ、指輪
 に戻ろうか」

   × × × ×

   森を歩いているルクセンとガー。
   ルクセンの指輪が見える。
   指輪の中にフォランの顔が見える。
フォラン「ふぅ……今日はあと、2、3匹は狩
 れそうね」
ガー「(指輪に見えるフォランに向って)精
 霊使いが優秀だと、魔獣狩りも順調だニャ」
フォラン「ホント。どっかの馬鹿とは大違い」
ガー「だニャ。あの馬鹿じゃ霊力低すぎてフ
 ォランの力、全然発揮出来なかったもんニ
 ャ」
フォラン「あいつとじゃ私、いつまで経って
 も目標の天使に昇格出来ないもの」
ガー「契約解いて正解だったニャ」
フォラン「そういえばガー。どうして一緒に
 ついてきたの?」
ガー「僕はフォランが好きだからついてきて
 るニャ。別にあんな頼りない奴どーでもい
 いニャ」
フォラン「あいつ、会った時から頼りなかっ
 たもんなぁ……」
ガー「だったら、なんであいつと契約なんて
 したニャ?」
フォラン「う、う〜ん。それはさぁ……」
   と、考え込む。
遠くから声「ぎゃーっ!」
   声のほうを向くフォラン。
フォラン「なに?」
   人を掴んだ魔獣が森から顔を出す。
ルクセン「(見上げて)人が捕まっている!
 フォラン!」
   と、指輪をかざす。指輪から一筋の光。
   フォランが出てくる。
フォラン「よしっ!沈黙の……」
   と、表情が固まる。
   魔獣に片手で掴まれているモスト。ジ
   タバタともがいている。
モスト「ぎゃー!痛いよっ痛い!」
フォラン「うわっ……モスト」
ガー「ウワサをすれば……だニャ」
モスト「(半泣き)ぎゃー!殺されるー!」
   T「モスト 職業・精霊使い」
フォラン「もう、ホント仕方ないンだから」
   と、ため息をつきながら、手からトゲ
   付きハンマーを出す。
フォラン「ほいよっ」
   と、殴って魔獣を吹っ飛ばす。
   落ちて、シリモチをつくモスト。
モスト「いてて……血ぃ出たかも」
フォラン「(モストを呆れた顔で見下げる)
 ……」
モスト「うっ、フォ、フォラン……!」
フォラン「アンタ、あんな低級魔獣も一人で
 倒せないの?それでよく魔獣相手に賞金稼
 ぎやってられるわね」
モスト「い、今やろうと思ってたンだよぉ。
 邪魔したのそっちだろぅ」
   と、立ち上がる。
モスト「な、なんだよ。やっぱり契約し直し
 たくなったの?僕と」
フォラン「ハァ……そんなんじゃないわよ。
 命令だから助けたの」
ルクセン「君、大丈夫か?」
   と、モストの元に寄る。
モスト「……誰?」
フォラン「ルクセンさんのおかげなンだから、
 感謝くらいしなさいよ」
モスト「(呆然)……」
ガー「相変わらず駄目だニャあ。って、僕の
 声聞こえニャいか」
モスト「う、うぅ〜……もう嫌だぁ〜!!世
 間なんて嫌いだぁ〜!」
   と、森の奥に走っていってしまう。
フォラン「あっ、ちょっとモスト!どこいく
 のよ!」
   森へと消えていくモスト。
フォラン「……もうっ」
ガー「あんなヤツ放っておけばいいニャあ」
フォラン「……ホント駄目なンだから」
   と、呆れながら踵を返す。

○森・洞窟前(夜)
   空に雨雲が出てきている。
   一人歩くモスト。
モスト「くそぅ。どうせ僕は駄目人間だよ。
 どうせ負け組だよ」
   と、涙を拭いながら俯いている。
   大きな洞穴があることに気がつくモス
   ト。草が絡み、不気味な洞窟。
モスト「な、なんだ?ここ……怖っ」
声「モストよ……」
モスト「(木陰に隠れて)だっ、誰?」
声「恐れるな。恐れるものは弱者だ。弱者に
 光はない……」
モスト「(宙を見て、驚きの表情)……」
声「光を手にしたければ闇と共になれ。闇を
 得れば光も得られる。さぁ、来るのだ……」
   洞窟から光が出る。
   それを呆然と見つめる。モスト。
声「私と契約するのだ。モストよ」
   フラフラと洞窟へと入っていくモスト。
   洞窟から巨大な女の影が大きく伸びて
   いる。

○森・テント外(夜)(雨)
テントが一基張ってある。

○同・テント内
   ルクセンが寝ている。
   ルクセンの指輪が見える。その側でガー
   が寝ている。
   指輪の中にフォランが見える。
フォラン「あいつ大丈夫かなぁ」
ガー「心配すンニャって。もう関係ニャいン
 だから」
フォラン「でも、あのあたりって悪魔の祠と
 かあるし……」
ガー「フォランはあいつのこと気にしすぎニ
 ャ……」
   と、寝直そうとする。
ガー「うにゃっ!?」
   と、急に首を挙げる。
フォラン「どうしたの?」
ガー「ニャんだ?異様な感じがするニャ……」
フォラン「え?なに?」
魔獣の声「ウガーッ!」
   その声に起き上がるルクセン。
ルクセン「魔獣か!?」

○同・テント外(雨)
   雨が強く降りしきる。
   テントの前に大きな魔獣が来ている。
   ルクセン、魔獣を見上げている。ガー
   も外にいる。
フォラン「(指輪の中から)こいつの霊気を
 感じたのね!」
ガー「(魔獣を見つめて)……違う……こい
 つじゃニャい」
フォラン「えっ!?」
   ガー、遠くを見る。
ガー「あっちだニャ。あっちからとてつもニ
 ャく、嫌な感じがするニャ」
フォラン「あっちって……。まさか……」
   と、両手を組んで目を閉じる。

○フラッシュ
   広い場所。炎のようなものが中心に浮
   かび、全体を照らしている。
   巨大な女悪魔(?)が不気味な笑みを
   浮かべてモストを見下ろしている。モ
   ストは大きな石版の前に座り、ペンを
   走らせている。書いている大きな紙に
   は「契約書」と書かれている。

○森・テント外(雨)
フォラン「(目を開ける)あの馬鹿!悪魔と
 契約を結ぼうとして!」
   と、突然フォランが外へと出される。
フォラン「えっ!?」
   ルクセンが指輪を掲げている。
ルクセン「さぁ、フォラン。出番だ。滅多に
 ない超高等魔獣だよ」
   目の前の大きな魔獣を見るフォラン。
フォラン「あっ……」
ルクセン「これを倒せば相当の経験値が得ら
 れる。もしかしたらこれで、君は天使に昇
 格出来るかもしれないね」
フォラン「うっ……あっ……そのっ」
   ガー、遠くを見て毛が逆立てる。
ガー「嫌な感覚がどんどん強くニャってきて
 るニャ!」
   フォラン、ガーが見ている方を見る。
   拳を握りこむフォラン。
フォラン「あんなヤツ。どうだっていいじゃ
 ないっ!」
ルクセン「君ら精霊が求める天使になるチャ
 ンスだ。私の霊力があればきっと勝てるさ」
   フォラン、俯く。
フォラン「そうよっ、あんな馬鹿。放ってお
 けばいいのよっ!」
   と、手をかざしトゲ付きハンマーを出
   す。
   魔獣が、手を振りかざし攻撃をしてく
   る。
ガー「ウニャーッ!」
   ドーンと森に響く音。
   魔獣の攻撃で泥水が巻き上がる。
   ルクセン、攻撃を避けて着地する。
ルクセン「フォラン!反撃を……」
   と、見るとそこにはフォランもガーも
   居ない。
ルクセン「あっ、あれ!?」

○悪魔の洞窟前
   女悪魔がモストを見下ろしている。
   モスト、石版の上に置かれた紙にペン
   を走らせている。
女悪魔「そう、そこにもサインだ」
モスト「う、うん」
   と、書きだす。
ガーの声「うニャあ!」
   と、ガーがモストの側に降りてくる。
ガー「(女悪魔に威嚇)フーッ!」
モスト「ガー!?」
フォランの声「モスト!」
   モスト、振り返る。
   フォランが、立っている。手にはトゲ
   付きハンマー。
モスト「フォラン……」
フォラン「馬鹿っ!あんた何やってンのよ
 っ!」
モスト「うっ、うるさいなぁ!俺は強くなる
 ンだ!闇を知って光を得るンだ!」
ガー「なんか変なこと言い出したニャ」
フォラン「悪魔と契約なんてしたら魂を食潰
 されるわよっ!」
モスト「どうせ僕はダメなンだ!悪魔とでも
 契約しないと一生負け組なンだ!」
   と、契約書に向う。
フォラン「強くなる為に努力すればいいじゃ
 ない!」
ガー「もっともな意見だニャ」
モスト「うっ、うるさい」
女悪魔「最後に、そこに血判を押せ」
   と、契約書の一番下に書かれた行を指
   差す。
   そこには「我、悪魔と永遠の契約を結
   ぶ」とある。
モスト「……」
   と、それを見てゴクリと息を呑む。
モスト「分かった」
   と、腰からナイフを取り出す。
フォラン「やめなさいっ!モスト!叩くわよ
 ッ!」
モスト「(手を止めて)……う、ううっ」
フォラン「そうやって自分から逃げて!他の
 精霊と契約して頑張ろうとは思わなの!?」
モスト「うるさいっ!僕にはフォランしか…
 …フォランしかいなかったンだよ!」
フォラン「え?」
モスト「僕と契約してくれる精霊なんて……
 他にはいなかったンだよ……」
フォラン「(驚きの表情)……」
モスト「努力ならしたさ。フォランが居なく
 なってから……自分なりに。弱い魔獣を相
 手に戦ったり。でも、少し強い奴がくると
 敵わなくって。その上そこをフォランに助
 けられて……呆れられて……」
フォラン「……だから、一人で……」
モスト「フォランだけだった。でも、そのフ
 ォランにも見限られた……。だったらもう
 僕はこうするしかないンだ……」
ガー「(モストを悲しげに見る)うニャ……」
フォラン「(少し俯く)……」
   モスト、親指にナイフを当てる。
モスト「(手を止めて)う……っ」
女悪魔「早くしろ」
モスト「こっ、これって本当に血じゃなきゃ
 駄目なの?」
女悪魔「……そうだよ」
   と、モストに向けて指を軽く振る。
   するとモストの、掌が切れて血が噴出
   す。
モスト「ぎゃー!!!」
女悪魔「さぁ、押せ!契約の印を!」
モスト「うっ……うぅっ!」
   と、血で染まった手を契約書に近づけ
   る。
フォラン「も、もうっ!こうなったら!」
   と、ハンマーを構える。
フォラン「ルクセンさん、ごめん!勝手に霊
 力使っちゃって!」
   と、眼を閉じる。
フォラン「沈黙のハンマー!最大霊力!」
   と、ハンマーが光る。形状が見えない
   ほどの光。
モスト「うわあああっ!」
   と、契約書に手を下ろす。
フォランの声「ガー!モスト!どきなさい
 っ!」
   モストの頭上にフォランが飛んでくる。
   その手には、超巨大なハンマー。大き
   なトゲが沢山出ている。
モスト「(フォランを見て、驚きの表情)!」
女悪魔「なっ、なにっ!」
ガー「(逃げる)ニャニャニャっ!」
フォラン「だりゃぁああっ!」
   と、ハンマーを石版へと振り下ろす。
   石版が砕け、モストが吹っ飛ぶ。砂埃
   が煙幕として上がる。
   衝撃の余波が洞窟を振動させる。
フォラン「ハァッ!ハァッ!」
   と、ハンマーを下げて立っている。砕
   けた石版の残骸。
モスト「いてて……」
   と、シリモチをついている。
   ガー、洞窟の隅に逃げている。
フォラン「どう?これで契約書は……」
   宙を舞っている契約書。
フォラン「(それを見て)あ……」
ガー「圧力で飛んだンだニャ……」
女悪魔「馬鹿な精霊め」
フォラン「で、でも!まだ血判は!」
   契約書がひっくり返る。そこに押され
   た血の手形。
フォラン「!」
女悪魔「契約はなされた……。さぁ、来るの
 だ。モストよ」
モスト「う、うわぁっ!」
   と、モストの体が光る。
フォラン「モスト!」
   モストの左腕が、悪魔へと上がる。
   その薬指の付け根に黒い渦巻きが指輪
   のようについている。
女悪魔「(左手を出し)さぁ、契約の儀式
 を!」
   モストの体から出ている光が吸われる
   ように、その悪魔の薬指にむかってい
   く。
モスト「うわあああっ!」
フォラン「だっ!駄目!」
   と、その光と悪魔の間に飛び込む。
ガー「フォ、フォラン!?」
女悪魔「うぬっ!」
   フォランの体に、モストの光がぶつか
   る。
フォラン「わっ!」
   激しい閃光がフォランを包む。
フォラン「きゃあああっ!」
   閃光がはじける。
モスト「!!」
   フォラン、落ちてシリモチをつく。
フォラン「きゃっ!」
   洞窟を照らしていた光が弱くなる。
女悪魔「……ぐぅ……精霊め。もう少しのと
 ころで人間の魂を喰えたものを……邪魔し
 おって……」
   と、女悪魔が消えていく。
   照らしていた光も消え、洞窟の中に静
   寂が戻る。
モスト「(唖然)……」
フォラン「いたた……」
   と、立ち上がる。
ガー「(フォランに寄る)大丈夫ニャ?フォ
 ラン」
フォラン「う、うん。なんとかね」
モスト「ど、どうなったの?一体」
   フォラン、シリモチをついているモス
   トを見て。
フォラン「ハァ……」
   と、呆れ顔でため息。
フォラン「……契約したのよ」
モスト「契約?……僕、悪魔としちゃった
 の?」
フォラン「わ、私と契約したの!」
モスト「!」
   と、左手の薬指を見る。
   そこに指輪がはまっている。
モスト「あ……」
フォラン「あたしが、悪魔との契約に割り込
 んだから……」
モスト「……い、いいの?」
フォラン「仕方ないでしょっ!こうするしか
 なかったンだから!」
モスト「(呆然とし)……」
フォラン「もうっ!契約してあげるわよっ!
 あんたと!」
モスト「……あ、あはは」
   と、笑う。
ガー「あははじゃニャいニャ……」
フォラン「まったく、しょうがないンだから
 っ!馬鹿っ!」
   と、フォランの呆れた顔。その後ろで、
   指輪を見て笑っているモスト。

○高原
   を歩く、モストと、フォラン、ガー。
ガー「じゃあ、ルクセンさんとの契約は自動
 的に解けちゃったのかニャ?」
フォラン「悪魔との契約は、他の契約を無効
 にしちゃうくらい強いものだったみたい」
ガー「そうニャのか」
フォラン「ルクセンさんには、悪いことしち
 ゃった」
   体中に絆創膏をつけたルクセンが、困
   った顔で「残念だな」と、笑顔を見せ
   ているところが見える。
   モスト、頭をかきながら前を歩いてい
   る。
フォラン「結局、またこいつと一緒になっち
 ゃったよ」
ガー「まったくだニャ。せっかく強い精霊使
 いと契約したのにニャ」
フォラン「なーんかね……」
ガー「でもさフォラン、どうして出会った時
 に、モストと契約結んだりしたニャ?」
フォラン「う〜ん……そ、それは……」
と、少し顔を赤らめる。
フォラン「あんな馬鹿じゃ放って置けないじ
 ゃん!」
ガー「(呆れた顔)やれやれ……フォランが
 天使にニャれるのは、相当先のことにニャ
 りそうだニャ……」
フォラン「これからは、あたしがあいつを鍛
 えてやるわ」
ガー「気長なことだニャ……」
   と、彼らの前に魔獣が走ってくる。
モスト「うっ、うわっ!」
フォラン「下がって!モスト!」
   手をかざす。
フォラン「沈黙のハンマー!」
   と、手に大きなピコピコハンマーが現
   れる。
フォラン「(ハンマーを見て)やっぱり……」
ガー「成長してニャいニャ……」
モスト「いや、よく見てみろよぉ!」
   フォラン、ハンマーを見てみる。
   先端に小さい突起が出ている。
フォラン「(呆れて)……」
ガー「大した成長だニャ……」
魔獣「ウガーッ」
   と、フォランに向ってくる。
フォラン「覚悟しないさいよっ!モスト!本
 気で鍛えてやるからねっ!」
モスト「え〜……やっぱ悪魔と契約したほう
 がよかったかなぁ?」
   と、考え込む。
フォラン「(戦いながらボロボロになって)
 いい加減にしろっ!弱小精霊使い!」
ガー「やれやれだニャあ」
   と、呆れ顔で首を振る。


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